ごあいさつ
私達の生活の基礎は”衣食住”です。その中でも”住”は人が主と書くよう人間生活の中心となっております。
住居を建てるのは建設業で働く技能士です。その中で快適に生活するための水、電気、ガス、などを供給する施設、設備の整備、蛇口をまわせば水が出る、スイッチを押せば電気がつく、このような身近なものまで建設業が担っています。
もちろん私たちの生活と建設業の関わり合いは住居に限った事ばかりではなく、生活する上で必要な病院・学校・ショッピングモールまた道路、鉄道、ダム、発電所などの国土のインフラ整備に欠かせない施設・設備などが建設業のそれぞれの技能士によって造られています。
今後、生活様式の多様化や国土の有効利用の必要性などから、より豊かな生活空間を築く担い手として我が国の基幹産業である建設業で働く事を希望されている皆さんの力は一層重要なものと思われます。
こうした建設業にあって現場で実際に作業にあたる技能工はもっとも基幹的な従業員である高度な専門性を求めることから、高等学校、技術専門学院生である皆さんが建設業に技能工として多数入職され必要な技能、資格を身につけてわが国の将来発展の担い手と成られる事を強く望みます。